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中将棋迷人戦を終わって(2) 日本中将棋連盟 会長

 準決勝の2局で、勝負規定に関係がある問題が生じた。

 神崎―岡村戦では、後手の岡村さんが獅子を持ち上げ、少考ののち、元の位置に戻した。これは、「じっと」を指したのではないか と神崎さんから指摘があり、記録を取っていた審判の判断で、「じっと」であると判定した。中将棋の伝統的ルールには、「触れた駒は動かさなければならない。」とあり、駒音を立てずにそっと動かした とされている。大会等で厳密に適用しているわけではないが、今回に関しては、1、獅子であり、「じっと」が可能な駒であった。2、対局者からの指摘があった。3、審判も直接見ており、かなり違和感を覚えた。という理由で、「じっと」であると判断した。実は、獅子取りに当てられており、「じっと」の結果、獅子を取られることになって、投了した。大勢はもう挽回不能であったと思われるので、大きな影響はなかったともいえるが、くせになっておられる方も散見されるので、これからご注意いただきたい。

 宮居―牧野戦では、熱戦になり、3時間の時間制限に引っかかった。この場合、あと何分残っているのかを知らせるのか、及び、最後の手で敵の駒を取った時にその駒を取り返せるのか という問題が提起された。この手が最後だとわかっていると、本来なら取り返されて損になるケースでもとることができる。それを防ぐためには、取り返せるということにした方が良いと思われるが、その次は取り返せるのかという問題も生じる。更に、提起されてはいないが、走り駒による王手を防いでいる駒(合駒)を動かすことができるのか という問題もある。最後の手でなければ突き落としになるが、上記のように取り返しだけを認めた場合には、突き落としはできないことになるのだろうか。こうした問題を解決するためには、どの手が最後になるか対局者にはわからないようにし、審判がコールした時点の盤面で終了にすべきであろう。例えば、「あと30分で時間切れです。」と伝え、その後は審判だけが時計を見て管理することが良いのではないか。ただこうすると、対局者手持ちの時計で30分をチェックすることも可能なので、このプレコールもやらない方が良いのかもしれない。1月の大会(大阪開催予定)までに、大会規定の変更を行いたいと考えている。皆様のご意見をお聞かせいただきたい。
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駒交換は最後まで行う。(時間切れ後は立ち会いの下口頭で行う)突き落としになる取り方はできないまたは一連の交換の流れとみなす(太子または王将が残る時はその後点数計算)

一方がここで交換を止めるところまで
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